『今年は、手作りチョコ作りたい』と言い出した長女。
お〜ついに春がきたのか!と思ったけど、ハズレ。。。
卓球でお世話になってる人たちに配るのだという。
それは、それで、大事なことだけど。
中三になっても好きな子のひとりもいないなんて、
淋しい中学生活だね〜って言ったら、突っ込まれた。

そこで、私の中三のときの物語を話してやったら、
二人の娘が声を揃えて『信じられん!ださ〜い!』
昔は、今の中学生みたいに、簡単にコクったりしなかったし
アクセサリー感覚で、付き合ったりしなかったもの。
以下、ダサい物語読みたい方は、どうぞ・・(長文覚悟して)


私は、小学校の頃から、プロ野球や高校野球が大好きな少女で。
好きな子もやっぱり野球部で(笑)
中三で同じクラスになってからは、すぐ仲良くなって、よく集まって遊んでました。
帰宅する方向は、反対だったんだけど、徒歩通学の私が歩いて帰宅していると
ちゃり通学の彼が追いかけてきて、私の学生かばんをちゃりに乗っけてくれて、
一緒に帰ったりしてました。
そして、うちの近くまでくると、逆方向に引き返すのは、ご苦労さんだったことと思います。
でも、お互いの気持ちには触れずに数ヶ月・・可愛い〜(ダサいとか娘)

その頃、私には、ひとつ大きな問題があったのです。
同じクラスの仲良しのA子が『彼を好きだ』と言い出して、大騒ぎ!
私の気持ちはA子には、言ってなかったし。
黙ってうじうじしている私の前で、A子は毎日のように
『○○く〜ん、一緒に帰ろ〜〜!』とか言って、彼をひっぱりまわします。
彼もひっぱられるままに、一緒に帰ったりして(涙
そんなことが続いてましたが、A子と一緒に帰っても別れてから、
私をまた追いかけてきてくれるときもあったり。

3学期になって、卒業が近づいても、お互い何にも行動にでるわけでもなく。
2月のバレンタインのときすら、チョコもうまく渡せないで、
一口チョコレート(チロルチョコのようなやつ)を仲良しグループの男子みんなに
等しく配っただけで、精一杯。
A子は、もちろんガンガンアタックしてましたが(汗
ただ、朝の時間はどちらからともなく早く登校して、誰もいない教室で過ごしてました。
彼は、私の宿題を毎日うつすのが日課で。
当時の私は、級長などしており、卒業証書を代表でもらいに出るような生徒でした(爆)
一方、彼はスポーツはできるけど、違反の制服を着ており、ShortHopeご愛用者(秘)
大流行していたゲーム『スペースインベーダー』も彼に教えてもらいました(笑)

そして、高校受験も終わり、合格発表。
私は、勇敢にも併願なしで受験して、無事合格。
今思うと怖いですね、当日何があるかわからないのに(今思うと担任無責任だ)
彼も別の高校に晴れて合格!(正直いって、こちらはかなり心配でした)

そして、その日の放課後、卒業式の二日前ついに彼に呼び出されました。
もちろん、話は、つきあってほしいというもので。
ここまで長かった〜!(この期間の長さも信じられないと長女)
そして、卒業式を迎え、春休みに、初デートというものを。
駅前のカフェに入り、彼は珈琲を、私はなんとホットミルクを(笑)
珈琲飲めなかったんですよね〜彼は、オトナだなぁ〜って思ったり。

でも、デートは、この1回だけで終わりました。
彼の高校は、テスト期間でも部活がある野球部で、土日ももちろん休み無し。
たまに電話があるくらいで、これだって、今のように携帯があるわけでもなく。
親がでたりすることもあるし。
会えるのは、試合の応援に行くくらいで。
だんだんと・・・わからなくなってました。

そんなときに彼をスキだと言ってたA子(別の高校に進学)から電話が
『○○くんと別れて!私は、諦めていなし、どーせ会ってもないんでしょ!』
相変わらず、きつ〜!
そこで、もう限界だと思い、中学時代から仲良しグループの一人で、
私と同じ高校に進んだ彼の野球部友達(相談役)に話すと
『いつまでも世話のやけるやつやな、ちょっと来い』と私を学校前の公衆電話へ。

『あいつに、ちゃんと自分の気持ちをいわなあかん!
 一度も伝えてないんやろ?
 あいつもお前の気持ちがわからんて心配してたで!
 A子のこともちゃんとするよういわなあかん!』

そこから強引に電話をかけさせられました。
自分から電話かけたことは、ありませんでしたから、むちゃ緊張。
そして、A子から電話があったこと、
A子には、ちゃんとはっきり言ってほしいことを話したような気がします。

それから、A子も諦めたようで、何にも言ってこなくなりましたが、
マメじゃない私たちの付き合いは、やはりだんだんと疎遠に。
電話ができないタイプの私も今のようにメールなどあれば違ったかも〜

彼からもらった貴重なプレゼントに
ドラえもんのペアの珈琲カップとadidasのミニスポーツバッグ(当時大流行)があります。
カップは、今でもリビングのサイドボードにありますし、
adidasのミニスポーツバッグも長女の部屋においてあります。
大人になってから付き合った人からのプレゼントって、残ってないので不思議です。
25年くらい前の思い出でした。

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